edXをはじめよう。おススメのオンラインコースや学習方法、費用や注意点をまとめて紹介

edXをはじめよう。お勧めのオンラインコースや学習方法、費用や注意点をまとめて紹介 リモート留学ニュース

ハーバード大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)が共同で2011年に設立したオンライン学習サービスのedX(エディックス)を解説。キャリアアップ・スキルアップに役立つ様々なコースが完全オンラインで、安価に受講できます。期間も1ヶ月で終わる短いコースから1-2年かけて学ぶ大学院(修士)コースまで、目的に合わせて選べます。修了証は履歴書や職務経歴書に記載できるので、その分野の学びだけでなく就職・転職時の武器にもなります。

edX(エディックス)で海外の最新コースを学習してスキル&キャリアアップ

edX(エディックス)はPC・スマホで海外の有名大学や企業の授業をオンライン受講できるプラットフォームです。その分野はIT/情報からデータサイエンス、ビジネス、金融、マーケティング、言語、人文科学、科学など様々で、260以上の大学・企業が4,000以上の様々なコースを提供しています。これまでの累計の学習者は1億人を超え、世界的に知名度のあるプラットフォームになっています。

edX上のコースはほとんどが無料で体験でき、申し込み前にコースの中身を見ることができます。有料登録すると課題提出・採点してもらえるようになり、コースを終えたときに発行される修了証は履歴書や職務経歴書、LinkedInのプロフィールに記載することで転職活動時の書類選考率アップや年収増などキャリアアップにつながります。

有名大学や一流企業がさまざまな最新コースを提供、しかも激安

edXでは設立メンバーのハーバード大学、マサチューセッツ工科大学はもちろん、イェール大学、カリフォルニア大学バークレー校、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、ジョージア工科大学といった世界の大学ランキングで常に上位の有名校や、IBMといった有名企業が様々なコースを提供しています。その分野はコンピューターサイエンスなどのIT分野から社会・環境分野など幅広く、自分の興味のある分野のコースが見つかると思います。また、日本語だと情報が少ないAI・データサイエンスなどの最新コースが順次、追加されていきますので、まだ日本国内には出回っていない最先端の知識も学ぶ事ができます。

また、修了証コースは無料のものがたくさんあり、有料の場合も数千円から数万円で買い切りのケースが多くお財布に優しいことが多いです。また、学位のコースも通学と比較して安く設定されているものばかりです。

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コースは5種類、目的合わせて選ぼう。

コースの種類名称ボリューム費用目安
単体コースCourse Certificate10時間〜無料〜
複数コースセットProfessional Certificates1-6ヶ月1万円〜
専門分野修了証XSeries Certificate1-6ヶ月5万円〜
準学士コースMicroBachelors Program2-6ヶ月10万円〜
準修士コースMicroMasters Program4-18ヶ月10万円〜
大学[学士]/大学院[修士]Degree1-3年100万円〜
単体コース:大学の1科目を学ぶ
単体コース(Course Certificate)の例
単体コース(Course Certificate)の例
複数コースセット:需要の高い単体コースを組み合わせた実践的なセット
複数コースセット(Professional Certificates)の例
複数コースセット(Professional Certificates)の例
専門分野修了証:複数コースを組み合わせ、その分野を深く学ぶ
専門分野修了証(XSeries)の例
専門分野修了証(XSeries)の例
準学士コース:専門分野修了証が数個セットになった短大相当のコース
準学士コース(MicroBachelors Program)の例
準学士コース(MicroBachelors Program)の例
準修士コース:大学院のコースを凝縮し短期間で修士課程のエッセンスを学ぶ
準修士コース(MicroMasters Program)の例
準修士コース(MicroMasters Program)の例
大学[学士]/大学院[修士]: 通学の大学/大学院と同様に学位を取得できるコース
大学[学士]/大学院[修士] (Degree)の例
大学[学士]/大学院[修士] (Degree)の例

コースを終えたら履歴書・職務経歴書に書いてキャリアアップ!

edXには最新の学術知識・技術を学べるコースが順次追加されていきます。日本語の情報が少ないAIなどの情報技術、起業のための考え方やSNSマーケティングなど海外の最新の知識も学ぶ事ができます。

英語のコースを受けると英語学習にもなり一石二鳥です。字幕やテキストを翻訳サイトで翻訳しながら学習することで、高品質な生きた英語を多読できます。映画やドラマのような日常会話と違い、より実践的で仕事に役立つ、物事のしくみを説明したり自分の考えを順序立てて伝える際の英語表現が身につくのでオススメです。

また、コース終了時には名前入りのデジタル修了証が発行されます。数時間の短いコースでもちゃんと発行されますので、履歴書や職務経歴書(レジュメ)に記載して就職・転職活動時の武器にしましょう。Linkedinにも登録できます。

私も実際にCourseraでいくつかのコースを終え、履歴書や職務経歴書に記載したところ、応募時の書類選考の通過率がアップしました。また、面接の際に企業の方から質問を受けて話題になることも多く、プラスになります。例えば、やりたい仕事の実務経験がない時にCourseraでその分野の修了証を取得してやる気を示す材料にしたり、職歴に空白期間ができた時に履修することで空白の理由に説得力を持たせることもできます。

また、修了証の左下にはオンライン証明サイトへのリンクがあり、クリックすると修了証が本物であることを証明できます。また、印刷して飾ると結構、立派に見えたりします。

edXの修了証
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edXの修了証について、企業側からみた評価はこちらも参考にしてください。

実際の学習画面、アプリを使って動画でいつでも学習OK

edXの学習画面
edXの学習画面。英語字幕に加え台本もダウンロードできるので翻訳しやすい。
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edXの登録方法

1.edxのサイトにアクセス

edXのトップページ
Screenshot

2.左上の三本線を押す

ハンバーガーメニュー
Screenshot

3.「Register for free」を押す。

4.名前、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して「Create an account for free」を押す。またはAppleアカウント、Facebookアカウント、Googleアカウント、Microsoftアカウントでの登録もできるので、その場合は下部にあるボタンを押す。

登録画面
Screenshot

初心者にオススメのコース

はじめて学習する時は「単体コース」でedXの操作方法に慣れましょう。英語は台本(スクリプト)をダウンロードしてDeepLなどの翻訳サイトで日本語にすると理解がはかどります。

コースは随時追加されるので、定期的にチェックして最新講座を見逃さないようにしましょう。オススメのコースはリモート留学ナビでも紹介します。エディックスを活用してキャリアアップ!

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履歴書・職務経歴書の書きかたと注意点

コースを終え修了証が発行されたら、履歴書や職務経歴書に記載することができます。就職活動・転職活動の際のアピールになります。

大学・大学院のコースで学位を取得した場合は日本の大学と同様、学歴欄に記載すればOKです。

ここでは、それ以外の修了証や専門分野修了証を取得した場合の記載方法を解説します。これらは正式な学歴ではないため、学歴欄ではなく資格・免許欄に記載します。

履歴書の記載例(修了証)

資格・免許
20239バブソン大学「 Digital Strategy and Action 」オンラインコース修了
20242ハーバード大学「 CS50’s Computer Science for Business Professionals 」オンラインコース修了

職務経歴書の記載例(修了証)

[語学・資格]
バブソン大学「 Digital Strategy and Action 」オンラインコース (2023年)
ハーバード大学「 CS50’s Computer Science for Business Professionals 」オンラインコース (2024年)

修了証を履歴書・職務経歴書に記載する場合の注意点

他の資格や免許と同様ですが、たくさん記載しすぎると企業の採用担当者に資格マニアだと勘違いされ、マイナス評価される可能性があります。記載する場合は3-4つ程度に留めましょう。応募する企業に合わせて記載内容を変えるのも良いです。

また、自分の年齢・年収や応募するポジションに合わない修了証はマイナス評価になる場合があるため、応募する職位に合ったレベル感のものを記載しましょう。例えば、20代の若手が「英語基礎コース修了」を書くのはプラスになりますが、40代の管理職が書くのはマイナス評価になる可能性があります。

履歴書・職務経歴書はこれまでの業務経験を優先して記載した方が良いため、記載するスペースがなければ修了証はどちらか一方への記載でかまいません。

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