リモート留学のコース選び。興味のある分野、学びたい大学・企業、学習量を考えて絞り込もう。

学びたい分野を決める

英語の学習を始める前に、各大学が提供しているコースを調べ、自分の興味のある分野・学習したい分野を決めましょう。「英語を学習する前に」がポイントです。受講するコースによって必要な英語力が異なるので、漠然と英語学習するよりも先に学びたいコースを絞り込み、英語学習の目標を決めることをお勧めします。

コースはこのサイトのオンラインコース検索にまとめているので参考にしてください。英語に抵抗がなければ学習プラットフォーム大手のcourseraedX、または直接、興味のある大学のホームページに行ってオンラインコースを探して見ましょう。

(参考)ロンドン大学のオンラインコース

修了したいコースを決める

学びたい分野をイメージしながら、どんな学位を取得したいか考えましょう。学士(大学)や修士(大学院前期)の場合はたくさんのことを学べる分、1〜4年程度の時間が必要になります。費用も数十万円〜数百万円ほど必要になることが多いです。また、出願に際し英語の履歴書や学校の成績証明書、推薦状、エッセイなどが必要になります。

修了証の場合はそのような出願手続きは不要で、カリキュラムも1つのテーマにフォーカスしている分、内容がコンパクトになっており1週間〜数ヶ月で修了できます。もちろん学士・修士には劣りますが自分の専門性を高めたい分野であればチャレンジする価値はあります。修了証は履歴書や職務経歴書にも記載できます。

学びたい分野のコースを開講している大学を探し、捻出できる期間・予算・入学準備の手間を考えながら、そのコースを修了することが自分の目的に合っているか色々なコースを比較検討しましょう。

また、学士・修士を志す方もまずは何か1つ、修了証コースを受講してみることをお勧めします。どのように授業が進むのか、不明点をどう解決するのかなど、オンライン学習の雰囲気を体験することができます。

いくつかオススメのコースを記載します。他にもたくさんあるのでオンラインコース検索で探してみてください。

コースを修了したら履歴書・職務経歴書でアピール

コースを修了したら、履歴書や職務経歴書に記載できます。学位(学士・準学士、修士、準修士、博士)の場合は正式な学位なので学歴欄に書きましょう。

修了証は資格欄や免許欄、または志望動機欄に記載します。修了証を複数取得した場合は、応募する業務に関連するものを中心に多くて3-4つほど厳選して記載しましょう。

学位を取得した場合の記載例

履歴書(学位)

学歴・職歴
20223(日本の大学を卒業している場合) xx大学xx学部xx学科xxコース 卒業
202410カリフォルニア大学バークレー校アドバンスドエンジニアリング修士コース 卒業
日本の学校と同様、学歴欄に記載する。

職務経歴書(学位)

[学歴]
(日本の大学を卒業している場合) xx大学xx学部xx学科xxコース (2022年卒業)
カリフォルニア大学バークレー校アドバンスドエンジニアリング修士コース (2024年卒業)
履歴書と同様、学歴欄に記載する。

修了証を取得した場合の記載例

履歴書(修了証)

資格・免許
20233バージニア大学「 Design Thinking for Innovation 」オンラインコース修了
20245 イェール大学「 Financial Markets 」オンラインコース修了
修了証は正式な学歴ではないため、資格・免許欄に記載

職務経歴書(修了証)

[語学・資格]
バージニア大学「 Design Thinking for Innovation 」オンラインコース (2023年)
イェール大学「 Financial Markets 」オンラインコース (2024年)
履歴書同様、職務経歴書では語学・資格欄に記載

他の資格・免許と同様ですが、たくさん記載しすぎると企業の採用担当者に資格マニアだと勘違いされマイナス評価される可能性があります。また、自分の年齢・年収や応募するポジションに合わない修了証もマイナス評価になる場合があるため、応募する職位に合ったレベル感のものを記載しましょう。※例えば、20代の若手が「英語基礎コース修了」を書くのはプラスになりますが、40代の管理職が書くのはマイナス評価になる可能性がある、などです。

また、履歴書・職務経歴書はこれまでの業務経験を優先して記載した方が良いため、記載するスペースがなければ修了証は履歴書・職務経歴書のどちらか一方への記載でも構いません。

学位(学士・修士)コースの出願についてはこちら

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