ボストン大学
アメリカ合衆国ボストンにある私立大学、ボストン大学は1839年に創立された名門校。世界大学ランキングでも常に上位100位にランクインし、留学生を含む約30,000人の学生が130カ国から集まるマンモス校。ノーベル賞受賞者を含む優秀な教授陣と充実した施設、多彩なプログラムが人気。
学部のバラエティー豊かさも特徴的で、11の単科大学と15の単科大学院があり、ロー・スクール、メディカル・スクール、デンタル・スクールなどが高い評価を受けている。英語教育にも力を入れ、MBAへの編入を目指す英語教育や短期英語コミュニケーションプログラムも提供している。
大学名 | ボストン大学クエストローム校 |
大学名(英語) | BOSTON UNIVERSITY Questrom School of Business |
THEランキング | 108位 |
QSランキング | 71位 |
国 | アメリカ |
都市 | ボストン |
公衆衛生学 修士
ボストン大学が完全オンラインで提供している公衆衛生学(通称MPH)の修士コース。100%オンラインで学習し、通学コースを同じ学位を取得できる。6つのモジュール(計42単位)で構成されており、学習の標準期間は24月、費用は$24,000ドル。
公衆衛生の世界トップ10に入るボストン大学公衆衛生大学院の教授陣から、現実世界の公衆衛生の問題を解決するための実践的な方法を学びます。地域社会に影響を及ぼす健康問題に対して、エビデンスに基づいた持続可能な解決策を見出し、人々の健康を改善し、不公平をなくすための実践的な専門知識とスキルを身につけます。
- 健康を促進し、不平等をなくすための公衆衛生プログラムと政策を開発し、分析する。
- 科学とデータに基づき、公衆衛生活動のために効果的なコミュニケーションを行う。
- 政策改善を提言し、世界中の地域社会の変化に影響を与え、人々の生活を変える。
社会人経験が2年ある業界(ヘルスケア、医療、政府機関、バイオテクノロジー、コンサルティング会社、製薬会社、保険会社、金融、その他の健康関連組織)出身者に最適なカリキュラムとなっています。
0 | PH7001:イントロダクション(0単位) オンライン学習プラットフォーム、ツール、リソースの理解。公衆衛生の歴史とその機能・分野、健康に影響する生物学的・社会的な要因など、公衆衛生の基礎を学ぶ。 |
1 | PH702:公平性のためのデータ・判断基準と意思決定(8単位) 健康の公平性のための公衆衛生のアプローチおよび社会的な決定要因について学ぶ。データ分析、統合、応用して意思決定し、集団の健康状態を改善するための基本的な定量的スキルを理解する。データ収集、集団的な健康ニーズの評価、予算・資源管理、トラブル管理、リーダーシップを身につける。 |
2 | PH703:政策、プログラム、公衆衛生コミュニケーション(8単位) 人々の健康を改善するための政策立案、グローバルの視点・文化や状況に応じたコミュニケーションと提案活動戦略。理論とエビデンスをベースとした政策プログラムと推進策を作り、政策立案における倫理、エビデンス、ローカル・グローバルの政治を理解する。ヘルスケアに関する規制についても学ぶ。 |
3 | PH704:集団健康科学における応用方法(8単位) 健康に関する格差の原因を知り、対処するための量的・質的研究の起案・分析スキルを身につける。疫学的手法、曝露評価、健康影響評価、ビッグデータ管理、データ可視化と変換、符号化、課題分析などのスキルを身につける。 |
4 | PH705:公衆衛生政策、提言活動、地域社会の組織化(8単位) 地域社会に影響を及ぼす公衆衛生課題に取り組むための戦略を学ぶ。様々な視点、対象者、地域を統合する効果的なコミュニケーション・教育戦略の実践方法を理解する。利害関係者の関与、公衆衛生提言、リソース・マッピング、組織関連系、保健組織化、政策評価スキルを身につけまる。 |
5 | PH706:応用的な公衆衛生の実践(8単位) 個人、コミュニティや集団の健康を改善するために、現実の世界で学んだスキルを実践する方法を学ぶ。地域社会の健康ニーズ調査、介入方法の設計、実施、費用の見積もり、実施した影響、モニタリング・評価など、実社会での経験を積む。 |
6 | PH707: 統合セミナー(2単位) これまでの学習を通して得たスキル・知識を、高品質な戦略としてまとめる。社会構造の偏見や不平等が健康を損なうケースを例に、エビデンスに基づく知見を様々な聴衆に伝えるための戦略を検討・立案する。 |
卒業後の進路
公衆衛生に関連するほとんどの分野で活躍が可能。卒業生は、国際援助団体での世界中の疾病の蔓延・予防の監視、地域保健団体のプログラム・マネージャーとして、製薬会社での研究コーディネーターとして、大手コンサルティング会社でのアナリストとして、国・世界の公衆衛生関連問題の提唱者や政策アドバイザーなど、様々な分野で活躍しています。
アメリカで長い歴史のあるマンモス校、ボストン大学。公衆衛生分野は世界的にも有名でアピール力は○。難関校よりも手が届きやすく、無理なく勉強しやすいレベルになっている。入学に必要な英語力もTOEFL90, IELTS6.5と頑張れば達成できるレベル。コロナで注目された公衆衛生学は今後も一定の需要がある分野。
コース情報
コース名 | 公衆衛生学修士 |
コース名(英語) | Online Master’s Degree in Public Health |
分類 | 医療・健康 |
得られる学位 | Master of Public Health from Boston University School of Public Health. |
学位の種類 | 修士 |
修了までの期間 | 24-36ヶ月 |
勉強時間 | - |
フルリモート卒業 | 可能 |
修了までの費用(円) | 360 万円 (1USドル約150円換算) |
修了までの費用(現地通貨) | 24,000USドル |
プラットフォーム | edX(エディックス) |
開講状況 | 開講中 |
その他 |
出願情報
出願資格 | 大学卒(学士)、職歴2年以上 |
エッセイ | 必要 |
成績証明書 | 必要(WES ICAP評価) |
職務経歴書(レジュメ) | 必要 |
推薦状(リファレンス) | 必要(2通) |
使用言語 | 英語 |
言語レベル | レベル3 |
言語資格 | TOEFL100, IELTS7 |
GMAT | 不要 |
GRE | 不要 |
その他 |